09.あなたの文章タイプは?

文章の書き方としては、2つのタイプにわかれます。

・ハウツー型 ・小説型
これまでの経験、読んできた本などで、
どちらのタイプの書き方が得意なのかが、決まってきます。

ハウツー型は、ゲームの攻略本のイメージです。
「◯◯をしたら、■■になる」といった感じで、
論理的に、順序立てて文章を構成する形です。

対して小説型は、
ストーリーを描いて、文章にグイッと引き込む書き方です。

ハッキリ言って、小説型の方は難しいです。
私は完全にハウツー型です。

ちなみに小説型の人は、ハウツー型でも書けるようになりますが、
ハウツー型の人は、小説型を書こうとすると苦労します(笑)


無理をする必要はありません。
あなたに合ったタイプで書けばいいだけです。

次頁から、タイプ別に説明していきます。


ハウツー型 読まれる書き方


ハウツー型では、文章力の基本がとても重要になります。
結論から言うと、この本を読んでください(笑)

非常に重要なことが、わかりやすく整理されています。
手元に置いて、半年に一回は読むといいです。



必要なのは、この3つです。

・結論⇒理由⇒詳細(結!起承転結)
・箇条書き
・一文一義

それぞれ簡単にですが、ポイントをご説明します。

結論⇒理由⇒詳細(結!起承転結)


要は、「結論から言ってくれ」です。

メルマガを読む人は、向上心のある人です。時間を大切にします。
文章の冒頭を少し確認しただけで、読むかどうかを判断します。

話が長くて、結論をなかなか言わない人と会話していると、
「で? 言いたいことは何?」と思いませんか?
それは、ダラダラ話されると、頭の中で迷子になっている感覚になるからです。

結論から書くと、理解度を深めやすく、読む時間を軽減する効果があります。
読み手のストレスも減らすことができます。



箇条書き


ポイントになる部分を、
しっかりと読み手に伝えたい時は、箇条書きにしてください。

箇条書きにしないで、文章で伝えようとすると
伝えたいポイントが、他の言葉に紛れてしまいます。


一文一義


文章は、一文が長いと読みにくくなりますが、
一文が短いと、ス~っと頭に入ります。


一文が長い状態は、ほとんどの場合、
複数の内容が、ゴチャゴチャと混ざっている状態です。

一文書いてみて、内容が混ざって長文になった場合は、
「。」で区切って、改行してみてください。
それだけでも、かなり読みやすい文章になります。


3つのポイントを意識して書くだけで、かなり読みやすい文章になります。
細かい部分は、「メール文章力の基本」に書いてあるので、
繰り返し読んで、しっかりと理解をしてください。

どんなことにも言えますが、
「知っている」と「実践している」は違います。
読んで満足せず、実践し続けて、それをあなたの「当たり前」にしてください。


ハウツー型おすすめ本


文章を書く技術を学ぶ際に、必ず読んでほしい本が3冊あります。
私の会社の新入社員に、必ず読ませる本がこの3冊です。

メルマガを書くにあたって、
この3冊は非常に重宝しますので、ぜひ読んでください。

文庫本サイズで、通勤時間の往復で読めるくらいのボリュームなので、
受験生のように、重要ポイントを赤ペンで引いて勉強してください。

小説型の読まれやすい書き方

先ほどもお伝えしましたが、小説型の書き方は、
ハウツー型に比べると難しいし、経験が必要です。

私もいろいろと、本などを参考に勉強をしましたが諦めました(笑)

正直いって、書き方にこだわりを持たない方がいいです。
小説型の書き方を覚えるための時間を取るくらいなら、
別の作業に時間を使った方がいいです。


もし、あなたがハウツー型なら、小説型への方向転換は、いったん忘れましょう。

まずは、それ以外でお伝えしている書き方のコツをしっかりと理解し
メルマガに取り入れてください。

まずは、ハウツー型で「伝わりやすい書き方」に慣れる。
書くことになれれば、小説型への対応もスムーズにできます。

・小説を読む
・マンガを読む
・小説型が得意なメルマガ発行者のメルマガを読む

ハウツー型で、メルマガを発行していきながら
上記を参考に、「なぜ、引き込まれるように読めるのか」を
分析してみてください。